アイフルは日本を代表する大手消費者金融の一つとして有名です。慣れた人はもちろん、初心者も初めて使うキャッシングブランドとして考えることも多いでしょう。
アイフルは大手の特徴に漏れず、利便性が非常に高い性質を持っています。利用方法も分かりやすいため、キャッシングに慣れていない人でもトラブルの可能性を低くすることができます。
とはいえ、お金のことは念入りに管理していきたいもの。トラブル回避のためにも、申し込み方や借入方法、返済方法について、しっかり把握した上で利用しましょう。
アイフルをはじめ、日本の大手キャッシングブランドは、いずれも初心者が利用しやすいという特徴があります。公式サイトなどを見ても分かりやすく説明されていますので、安心して利用を考えることができそうですね。
アイフルでキャッシングをする場合には、まず以下のようなスペックであることを覚えておきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | キャッシングローン |
金利 | 3.0%~18.0% |
利用限度額 | 800万円 |
返済方法 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
返済期間 | 35日以内、または毎月約定日返済 |
特徴 | ・即日融資可能 ・初めての利用は30日間無利息サービス ・提携ATMが豊富 |
アイフルには多くの商品が用意されていますが、代表的、そして一番人気はこのキャッシングローンです。他のブランドの一般的なキャッシング商品と同じ内容と考えておけば問題ありません。
スペックは大手キャッシングブランドとして有名なだけあって、かなり利用しやすいものとなっています。
そして最も注目したい点は、即日融資が可能ということ、初めてアイフルを利用する人であれば、30日間無利息期間サービスを受けられるということです。
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アイフルでは「最大30日間利息0円」というサービスを提供しています。30日の間、一切の利息が発生せず、元金だけを返済していけば良いというもので、利用する側としてはかなりおトクの人気サービスです。
利息0円サービスを利用するためには以下の条件を満たす必要があります。
アイフルを初めて利用する人で、かつ、利用する商品がキャッシングローンであれば、この利息0円サービスを利用することができます。おまとめローンなどその他の商品は対象外なので注意しましょう。
利息0円サービスの適用期間は、「契約した翌日から30日間」となっており、借入をしてもしなくても自動的に始まってしまいますので、契約のタイミングをしっかり計算して利用して下さいね。
大手キャッシングブランドは、自社のATMだけではなく、銀行やコンビニの提携ATMも利用できることが多くなっています。アイフルも例外ではなく、日本全国の提携ATMを使えば、いつでも借入や返済ができる企業力を持っています。
可能手続き | 提携ATM |
---|---|
借入・返済 | セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、三菱UFJ銀行、西日本シティ銀行、E-net、親和銀行 |
借入 | 福岡銀行、熊本銀行 |
返済 | ファミリーマート「ファミポート」、ローソン「ロッピー」 |
銀行の提携ATMだけを見ればそれほど多くないような印象かもしれませんが、日本全国に店舗を展開するセブン銀行やローソン銀行、イオン銀行をはじめ、メガバンクや大手銀行も名を連ねていることが分かります。
特にコンビニにATMを所有するセブン銀行やローソン銀行、その他の系列のコンビニATMをカバーするE-netを利用して、借入と返済ができるのは非常に心強いですよね。
銀行に設置されているATMは営業時間がありますが、コンビニのATMならメンテナンス時間を除き、ほぼ365日、24時間利用することができます。
では、アイフルの申し込み方法から借入までの流れを見てみましょう。まず申し込み方法ですが、アイフルには以下の3種類が用意されています。
最近の一番人気がインターネット申し込みです。パソコンはもちろん、スマートフォンからも簡単に申し込み作業を終えられます。受付そのものは24時間いつでもOKですので、隙間時間に手早く終えられますね。
営業時間に間に合うのであれば、店舗や契約ルームに行くこともお勧めです。いずれもその場で審査結果が出ますし、インターネットトラブルの心配もありません。
電話申し込みは今時あまり使われていないと言われますが、アイフルではまだまだお役立ちの申し込み方法となっています。後で詳しくご説明しますが、特に即日融資を受けたい人は注目の手段なのです。
とにかく即日融資!一秒でも早く!と言う人にも、アイフルはしっかり対応してくれます。ここで利用するのが電話ということになるわけです。
アイフルには優先して審査を開始してくれる、専用フリーダイヤルが設置されています。受付時間は9時~21時となっており、忙しい社会人でも対応しやすいタイムスケジュールですね。
申し込みを終えれば、後は審査結果を待つことになります。営業時間内に申し込んだのであれば、その日のうちに審査結果の通知を受けられる可能性が高く、即日融資も可能となります。
営業時間外のインターネット申し込みの審査は、翌営業日に回されることになります。即日融資を求めるのなら、早い時間帯に申し込み作業を済ませておきましょう。
審査結果がOKなら、あとは本人確認書類のチェックだけです。アイフルでは以下の本人確認書類と、50万円以上の借入を希望する場合には収入証明書を提出することになります。
必要書類 | 利用可能書類 |
---|---|
本人確認証 | 運転免許証、パスポート、住基カード、顔写真付のマイナンバーカードや公的証明書類、(外国籍の人は)特別永住者証明書、在留カード |
その他の本人確認証 (上記を持っていない場合) |
健康保険証、年金手帳、母子健康手帳からのいずれか2点、および戸籍謄本、住民票、住民票記載事項証明書からのいずれか1点、合計3点を提出 |
収入証明書類 | 源泉徴収票、住民税決定通知書、給与明細書、確定申告書、所得証明書 |
本人確認証は運転免許証がベストですが、その他のものでも代用が可能です。ただ、顔写真付の身分証明書を持っていない人は、表を参考に必ず合計3点を用意する必要があります。
収入証明書類は、借入希望額が50万円以下の人であれば不要です。借入希望額が50万円を超えるか、あるいは他社からの借入と合計すると100万円を超える場合に提出が求められることになっています。
アイフルの審査によっては、それ以外の人も収入証明書類を求められるケースもあるのですが、過去に大きな金銭トラブルを起こしていない限り、特に心配する必要はないでしょう。
アイフルの借入方法はATM、インターネット振込予約、フリーダイヤル振込予約の3種類です。どれか一つに限定する必要はなく、その時にベストな借り方を選ぶことができます。
方法 | 特徴 |
---|---|
アイフルATM、提携ATM | ・全国のアイフルATMで借入可能(手数料無料) ・銀行、コンビニの提携ATMで借入可能(手数料有料) |
インターネット振込予約 | ・インターネット上の会員サービスから振込予約 ・24時間振込予約可能 ・14時10分までの申し込みであれば当日振込も可能 |
フリーダイヤル振込予約 | ・フリーダイヤルから振込予約 ・14時10分までの申し込みであれば当日振込も可能 |
最も手っ取り早いのは、やはりダイレクトにお金を引き出せるアイフルATM、提携ATMからの借入です。アイフルATMは手数料無料、提携ATMは所定の手数料108円~216円がかかります。
特に急ぎでなければ、インターネット振込予約、フリーダイヤル振込予約を利用し、指定の銀行口座に振込融資をしてもらます。平日14時10分までに予約を完了すれば、当日中に融資を受けることが可能です。
振込予約の際に気を付けたいことは、土日祝日に予約をしても、銀行が休業日のため、口座に振込が反映されるのは翌営業日になるということです。
急ぎの時にはATMを利用した方が良さそうですね。
口座に振込融資を行うと、人によって気になるのは「キャッシングをしたことが誰かに知られてしまうのでは?」ということかもしれません。通帳に振込名義が記載されますので、確かに心配になりますよね。
その点、アイフルは安心です。大手キャッシングブランドのプライドに賭けても、顧客のプライバシーを万全の態勢で守る方針を取っています。
アイフルが振込融資を行う時、振込名義は「アイフル(株)」、または「AIセンター」のいずれかを選ぶことができるため、プライバシーが心配な人は、より分かりにくい「AIセンター」を指定すると良いでしょう。
それでも心配…と言う人は、口座への振込融資ではなく、「カードレスでATMからキャッシングする」という方法を取ってみてはどうでしょうか。
自社ATM、提携ATMを利用する際、必要なものとしてキャッシング専用のカードを発行しているキャッシングブランドも多いのですが、アイフルでは一味違った方法を用意しています。
アイフルがリリースしている公式スマホアプリは、セブン銀行ATMであれば、その場で発行されるQRコードを利用して借入・返済ができます。
これなら通帳に振込名義は残りませんし、キャッシングカードを持ち歩く必要もなく、最大限にプライバシーを守ることができるでしょう。
セブン銀行ATMのみという制限はありますが、ご近所にセブンイレブンがある人なら、かなり便利に利用できそうですよね。
また、アイフルの公式アプリは、その他にも多くの機能を備えています。利用状況の確認や増額申請など、通常のインターネット画面よりも手軽に操作できますので、ぜひダウンロードしてみて下さいね。
アイフルの返済は、約定返済、口座振替、サイクル制の3種類となっています。口座振替以外は自社ATMや提携ATM、ファミポートやロッピーで手続きを行います。3種類の特徴を比較してみましょう。
方法 | 特徴 |
---|---|
約定返済 | ・任意で毎月の返済日を指定できる ・指定した日の10日前から振込返済が可能 |
口座振替 | ・任意で毎月の返済日を指定できる ・指定した日に銀行口座から自動引き落としされる |
サイクル制 | ・前回の返済日から35日ごとに返済をする ・35日以内であればいつでも返済可能 |
約定返済、口座振替の共通点としては、「自分で返済日を設定できる」という部分です。毎月必ず返済日が来ることは確かですが、給料日などに合わせた返済がしやすいため、返済事故を防ぎやすくなります。
サイクル制は前回の返済日(初回借入の場合は借入翌日)から、35日ごとに返済期限が来るというスタイルです。35日以内であればいつでも返済が可能となっているため、繰上げ返済がしやすいというメリットがあります。
返済事故を防ぐ助けになるサービスとして、アイフルでは「aiメール送信サービス」を提供しています。
約定返済日の3日前に通知が来るため、返済忘れが避けやすいのではないでしょうか。
その他にも新商品やキャンペーンのお知らせなど、アイフル利用者におトクな情報も配信されます。登録料、会員料は一切かかりませんので、一度利用してみてはいかがでしょうか。
口座振替であれば問題ないことなのですが、振込による約定返済を利用する人は、振込のタイミングに気を付ける必要があります。
誠実に返済したつもりなのに、事故扱いになってしまってはたまったものではありません。手元に余裕があっても、約定返済日の10日前までは返済手続きを控えておきましょう。
35日ごとに返済日が来るサイクル制の返済方法にも、注意しておきたい点がいくつか存在します。使い方を間違えなければおトクな方法ですので、ぜひチェックしてみて下さい。
利息は日割りで計算されるため、35日サイクルで返済していると、どうしても多少増えてしまいます。35日ごとではなく、前倒し返済でサイクル制を利用する人には関係のない話ですが、覚えておいて損はありません。
35日サイクルきっかりで返済したいと言う場合、可能であれば、一回の返済額を少し多めに設定しておくとおトクです。元金を早く減らすことにより、利息も減っていくことになるためです。
また、返済期日が土日祝(アイフルの休業日)の場合、返済期日は翌営業日となります。
サイクルの計算に影響が出る可能性がありますので、毎回チェックしておくべきでしょう。
アイフルは申し込みから借入、返済まで、ライフスタイルの中に取り込みやすいシステムを採用しています。初心者や急ぎの場合といった個々の事情にも対応できるポテンシャルは大手ならではと言えるでしょう。
30日間の利息0円サービスをはじめ、スマートフォンアプリによるカードレスの借入や、サイクル制返済のリリースなど、業界でも精力的なサービスを展開しています。
多くのキャッシングブランドがありますが、アイフルは利便性の高さが特徴的です。スムーズに、そしてスピーディにキャッシングを利用したいのであれば、アイフルはかなり便利な存在だと言えるでしょう。